<うつ病・躁うつ病が増えています>…6年間で2倍以上、女性は男性の1.7倍、都道府県別にはバラツキ大(社会実情データ図録)
うつ病(鬱病)や躁うつ病(躁鬱病)にかかる人が増えていると言われる。ここでは、厚生労働省によって3年ごとの10月に全国の医療施設に対して行われている「患者調査」の結果から「気分障害」(うつ病、躁うつ病、気分変調症等)の総患者数の推移を掲げた。医療機関に看てもらわない患者は数字に出てこない。
1996年には43.3万人であった総患者(調査日には通院しなかったが前後に通院している者を含む)は1999年には44.1万人とほぼ横ばいであったが、その後、2002年には71.1万人、2005年には92.4万人と6年間で2倍以上に増加しているのが目立っている。
ストレス社会が21世紀に入って別次元のレベルに深化したのではないかと推測される。
なお、男女別ではうつ病・躁うつ病の場合は男性より女性の方が1.7倍と多い。年齢別には、いずれの年齢層でも女が男を上回っている。男は40歳代が最も多く、30歳代がこれに続いている。女は60歳代、70歳代が最も多い。女性の場合は高齢者にうつ病・躁鬱病の患者が多い点が男性と異なる点である。
グラフはこちら。
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うつ病患者の増加。
今の日本の現代社会に生きていればまぁそうだろう、と思う人が多いのではないだろうか。毎日仕事に追われ、自分の人生の目的を追えない人達がとても多いんじゃないかと思う。
いくら忙しくても、その事にやりがいを感じたり、目標を見出せるものであればきっとうつ病にはなかなかならないのではないのだろうか。
本当に患者の方々は苦しいだろうと思う。それを病気と認定されたという事は、お医者さんに行くほど症状が深刻だということだろう。女性の方が割合が高いのは、男性は比較的落ち込んでもそれをうつ病だとは思わないのだろう。
うつ病かどうかの判断基準などは知らないけれども、日本に帰国してから都心のコンビニで働いていると「この人大丈夫かなぁ....」と心配になってしまうお客さんを時々見かける。
たまにはリフレッシュする時間は、人間誰にでも必要です