新たに1,000億ジンバブエドル紙幣が発行される （CNN)

--------------------------------------------

経済が超インフレ状態のジンバブエで、中央銀行は新たに1,000億ジンバブエドルの銀行券を発行した。
月曜日から流通することになるが、外国通貨ディーラーのマーケットでは土曜日から使われている。

高額な紙幣だが、パン１斤も買うことができない。おおむねオレンジ4個ぶんで、ちょうど1米ドルと同
じ価値だ。

1980年の独立以来、一時は成功していたジンバブエだったが前例のない経済メルトダウンに見舞われて
いる。公式なインフレ率は2.2百万パーセントだ。
ジンバブエ準備銀行のGideon Gono氏によると、このたびの新札発行の目的は物価高騰を鑑みた「公共・
企業セクターの利便性」のため」であるとのこと。

「準備銀行は財・サービス全般に認められる調整不可能で急激な価格上昇を憂慮している。各経済主体
に対して商習慣上の倫理を守るとともに、一般国民の苦境に関心を持つよう要請するものである。」












---------------------------------------------------

ニュース元

→　http://edition.cnn.com/2008/WORLD/africa/07/19/zimbabwe.banknotes/index.html?iref=mpstoryview


もはや貨幣経済の崩壊でしょうこれは。１０００億ドル札でパン１斤も買えないって....世界的にインフレに向かっている深刻な世界経済不安の中で、今回人類はどうやってこの苦境を乗り越えるのでしょうか。結局洞爺湖サミットでも特に劇的な温暖化対策は決まらず、世界の食糧危機、貧富の差の拡大は悪化するばかり。そんな中で日本は「エコ、エコ」と毎日メディアで情報が垂れ流され、ゴミ箱にペットボトルとキャップを分けて入れただけで環境問題の改善になると思わされている人々。

１０年後ですら、この地球が今のようにやさしく人間を生かし続けてくれるのかも定かではないのではないでしょうか。

この地球に「生かされている」という気持ちを忘れている人があまりにも多すぎるでしょう。

こんな自分に何が出来るのか。。。誰か教えてください。