読んだり弾いたり撮ったり考えたり@転職やる気地方公務員のブログ

海外大学卒→民(大企業)→民(中小企業)→公(地方公務員)とちょっと変わった?遍歴を持つ公務員のブログです。

妻が夫を「あなた」と呼ぶようになったのは。

「あ な た」 という3文字。

時に、短くも万感胸せまる深い響き。

歴史は江戸時代。

「あなた」とはあちらのほう、つまり、「あなた こなた」のあなたで、元々は方向を指す言葉です。

夫といつも離れた場所にいて、表面に出なかった江戸時代の妻たちは、夫のことを「あなたの人」 

→ あちらの人、と表現していたそうです。

他にも「あるかた」という尊称からきたという説もありますが。


日本独特の表現、かといえば、海外の映画の翻訳でも「あなた」と使うシーンがよく出てきますね。僕はこの言葉に美を感じますが、男女平等主義社会の現代では死語となってしまうのでしょうか....。


夫婦