お風呂に長時間入っていると指がしわしわになる理由
こっちへきてから湯船にお湯を浸すことは1月に一回あるかないかくらいなので最近はあまり見ない現象だが(笑),日本人にとってお風呂に入るのは日課といってもいい。
長く入浴したあとに自分の手をみて「しわくちゃ!!」と驚き、しかもいじくると皮がむけてしまった時はかなり心配した自分。
ちゃんと理由があります。
人間の皮膚の厚さは部分によって違い、特に足の裏や手のひら、指先は厚くできている。それらの箇所では「角質層」とよばれる丈夫な皮膚が発達していて、強い摩擦や力がかかっても大丈夫なように作られているそうだ。
この角質層はつまりは死んだ細胞の層といえる。だから生きている細胞の層のように活発に水分の出し入れを行わない。そのために、長時間水につかっているとふやけて膨張し、そのうちにシワシワになってしまうのだ。
もちろんしばらく経つと乾燥して元に戻るのは皆さん経験ずみでしょう。