鳥肌って何のため?
鳥肌。
もう季節的にはなかなか立つことが少ないこのお肌(笑)。
今回の冬はWinnipegにいたために恐らくかなり立っていたことだろう...。
でもそもそも一体何の役目があるのか。
一つ目の説は、つい最近生物の授業で習った
「昔は祖先の動物に意味があったものが人間に遺伝し、現在はあまり意味のないものになっている」という説。
チンパンジーなどは、例えば自分よりも大きい敵などが現れた場合、この鳥肌を立たせることにより体毛も盛り上がり、自分の身体を大きく見せて相手を威嚇することができたらしい。
でも今日の人間は....ねぇ、脱毛とかしちゃうしねぇ、剃っちゃうし....
そういうことを抜きにしても人間の体毛の割合では威嚇するという目的ではほぼ無意味である。
さて、もうひとつの説は
「体から熱を逃がさないようにするため」というもの。
人間の身体は寒さを感じると、皮膚や血管を縮めて表面積を少なくし、体から出る熱をできるだけ最小限に抑えようとする。
この収縮時に、筋肉も縮むために、毛根周辺の皮膚が盛り上がる。これが鳥肌のようになるのだそうだ。
どちらも納得できる見解な気がする。