不合格という結果を受けて
7月3日、僕が目指していた試験の結果が発表された。
まさかの、不合格。
合格者の受験番号リストを目で追っていく… 自分の番号が近づいてくる。
そして、いよいよ - ない。僕の番号はすっぽり抜けていた。
不合格という事実を、すぐには受け入れられなかった。仕事に戻り、急ぎの案件を捌いてから昼休みに外へ出る。
久しぶりに土砂降りの雨。まるで僕の心に、必死に「不合格」という事実を届けようとしているかのようだった。
本当に、落ちたのか。。。この先、どうしよう。
試験を受けることを相談していた職場の人達は誰も、ネガティブな言葉は返さなかった。
「もう1年一緒に仕事できるんですね!」「もう1回チャレンジすればいいんだよ」とかけてくれたメッセージのひとつひとつが、僕の心を打った。
久しぶりに直面した挫折。
昨年の秋からプライベートな時間のほぼ全てを費やしてきた、試験に落ちた。
その無力感。
僕はこれから先、どうしよう。
この1年間は、「この試験に合格する!」という人生の命題があった。それがあったからこそ、仕事での苦難や理不尽な出来事にも耐えぬくことができた。
ここで一度、立ち止まって見ることにする。
今の会社も、「一緒に働く人」という意味では決して悪くはない。働きやすい仲間が揃っていると感じる。でもどうしても、この会社でのキャリアビジョンが描けないのだ。
こう振り返ってみると、もう一度、来年チャレンジする意義はあると思う。
そして、今の職場でのもう1年間で、今後のキャリアで活かせるスキルを得るために努力すべき、と考えることができる。
でも、この「勉強と仕事の日々」をもう一度やるのは、それなりの覚悟がいる。
誰の人生でもない、僕の人生だ。
最後は自分が決めないといけない。
今もう一度、自分自身と向き合う時なのだと思う。
My challenges will continue...
充実した日々とは
今の営業職の仕事を始めてからもうすぐ一年半。まだまだ分からないことだらけ、イレギュラーな事が頻発し、終電になることも少なくありません。
「自分でこの仕事を選んだのだから頑張るしかない!」
「きっとこの苦労は今後の人生の糧になるはず」
等々、自分に言い聞かせて乗り越える毎日。
果たしてこの毎日は充実していると言えるのでしょうか?
捉え方次第ですが、平日も仕事以外のプライベートをもう少し充実させたいものです。社外の人とも交流したいし。
仕事の絶対量の多さによる部分もありますが、タイムマネジメント、もっと工夫しないとなぁと思うこの頃。
今週末は富士山初登頂に挑みます!
皆さんも、充実した日々を!
沖縄離島(西表島、小浜島、竹富島、石垣島)へ新婚旅行に行ってきました!
いよいよ8月、夏本番ですね!
営業で外回りをしていると、元気いっぱいではしゃいでいる子供たちを沢山見掛けます。夏休みが羨ましい!
僕はといえば、今年は7月に1週間休みを取り、新婚旅行も兼ねて沖縄離島(西表島、小浜島、竹富島、石垣島)へ行ってきました。
一番長く滞在したのは西表島。
沖縄県内では本当の次に大きいという西表島ですが、人口は約2,000人だそう。
島の約9割は亜熱帯の自然林で覆われていて、車で移動できるのは北〜南東部のみ。
自然も、食べ物も、そして出逢った人たちも、最高でした。日本なのに異国の地にいるような感覚。
星砂の浜 - こんな綺麗な海は初めてでした。シュノーケリングにも挑戦しましたが、浅瀬でサンゴ礁が思いのほかトゲトゲしており、沢山の切り傷の勲章をつくりました (^^;)
この旅の食事で特に印象に残ったお店、初枝
日本最南端の寿司屋でもあるそうです。板前のお兄さんの姿には、"イケメン"を超えるオーラが。
手前は石垣牛の炙り寿司。口の中で広がるお肉の旨味が堪らない逸品でした。
その他の島でも天気に恵まれ、新婚旅行としても最高の思い出に残る旅となりました。
小浜島:
また違う季節にも行ってみたいと思います!
ターニングポイント
Turning Point.
ターニングポイント。
Am I there now?
僕は今、そこに直面しているのか?
ターニングポイント = 転換点。
それは、振り返った時に気づくこともあれば、「今がまさにその時だ」と認識する時もある。
僕のこれまでの四半世紀と少しの人生の中でも、ターニングポイントだったとはっきり言える時期が幾つか有った。
長いスパンで見てみると、それが一定の周期であったりするのだから、不思議です。
・高校受検で第一志望の公立(都立)に見事に落ち、いわゆる"すべりどめ"の私立高校に入学することになったとき
・高校在学中に、恩師の英語の先生(高校ではなく、地元の個人の先生)から勧められたとある講演会に参加したことで出逢った大学生や国連の元親善大使の方たち。
・日本の大学への進学を当たり前に考えていた時に、親の勧めで参加したカナダへの10日間の交換留学。そこで衝撃的な教育カルチャーショックを受け、カナダの大学への進学を決意。
・カナダでの大学生活3年目にして、東海岸にある大学へ転入学。誰も自分のことを知らない環境で、一時は将来何をしたいのか路頭に迷いながらも、一時帰国中に大手インフラ系企業からの内定。
・入社式の1ヶ月前に起きた、3.11 - 東日本大震災。福島第一原子力発電所で起きた、アクシデント。
・「自分に合っている組織 = 会社だ」と認識しながらも、どうしても自分の倫理観(といえるものなのかは分からないが)が納得をせず、2年目にして退職。
・全く事業規模も社風も異なる会社で、「自分に足りないスキルだ」と言い聞かせながら挑んだ、数字(利益)をひたすら追い求める営業職。
そして、今。
何が正しく、何が誤りなのか。
それは、その瞬間で見た時と、時間が経過した時では答えが違うものではないか、と思う。
でも、もし仮にその決断が誤りだったとして、時計の針を巻き戻すことはできない。
それが、私たちが生きている現世であって、
それは、どれだけ技術が進歩したとしても、手に入れられない「自由」だと思う。
つい最近まで、自分に言い聞かせ続けてきた。
「これが正しいんだ、きっと、いつか報われるんだ、今はどれだけ辛くとも」、と。
でも、その正しさとは何なのか?自分に言い聞かせている時点で、黄色信号が灯っているんじゃないか?
自分が苦手とする事を仕事にして、いつまでも後ろ向きな姿勢で生きていてよいのか?
そんな20代後半の過ごし方で、自分は後悔なく「この過去」を振り返ることができるか?
ターニングポイント。
それは、コントロールできない事象だと思う。
でも、そこから目を背けたくはない。
今は抽象的な事しか記せないけれど、今年中にこの状況を転換したいと思います。
The Winding Road
This year has been, so far, very challenging.
My job as a sales-person for translation business has been so demanding that I need to sacrifice things that I used to be able to do.
It is hard and very stressful. However, it is not boring, nor meaningless.
I am trying to accept the current situation as a hardship to be overcome.
I am already in late twenties, which make me think, " where will this job take me in my future career?"
The answer is not clear at all - well, probably it should not be, because that is something that I need to be determined.
The translation business itself is very interesting, and I am more and more interested in myself doing the translation.
To achieve my goal, I need to make much more effort, and be more consistent in what I want to pursue. It will not be easy.
The long and winding road, it will be.
図解思考への挑戦
最近、仕事をしている時に「右脳をアウトプット作業に有効活用できていない」と痛感する事が多いです。
たとえば、営業先でヒアリングしながらメモを取る時。
ということで、参考になりそうな本を購入してみました。
読みながら自分で実際に紙に書いてみると、眼からウロコ!
芸術的センスは必要なく、「頭で整理しながら紙に書き出す練習」をすれば図解思考が出来るのでは?と思えてきます。
こつこつと、トレーニングを重ねていきたいと思います。
考えることから、逃げない
今週末もまた、大雪となりました。
東京では2週連続での記録的な積雪となりましたが、この異常気象は地球規模のようです。
気象異変、世界に波紋 英は大雨で洪水、滞る物流/米は大寒波、車の販売低迷
(日本経済新聞 2月15日付 朝刊)
米国を断続的に襲う寒波、日本での度重なる大雪に加え、世界各地で「異変」が起きている。英国は記録的な大雨に見舞われ、南米は高温・乾燥に直面する。今のところ生産活動への影響は限定的だが、地域によっては個人消費や自動車販売が低迷。コーヒー豆などの国際価格にも上昇圧力がかかり始めた。
最近250年間で最大の大雨――。英国の南部では1月の降雨量が1766年以来で最大となった。今月に入っても大雨は続き、テムズ川の上流が氾濫して洪水の被害が拡大。鉄道の線路の冠水によって一部では物流が滞っている。
南国タイでは1月末にかけて寒波による死者が60人を超えた。北部や東北部で最低気温が10度を下回っており、タイ政府は十分な防寒具を持っていない住民に無償で毛布を配り始めた。
大寒波にさらされる米国。今週に入って寒波がぶり返し、ワシントンでは政府機関が閉鎖になった。各地の小売店も休業を余儀なくされた。
13日のニューヨーク外国為替市場。前月に比べて横ばいが予想されていた1月の米小売売上高が0.4%減となり、寒波に伴う米景気への不安からドルが売られた。
トヨタ自動車では1月上旬、寒波で部品供給が受けられなくなり、主力セダン「カムリ」などの現地生産が一時、止まった。減少分は挽回したが、1月の新車販売台数は前年比7.2%減となった。米ゼネラル・モーターズ(GM)は2ケタの大幅減で、全体の新車販売台数は4カ月ぶりに前年を割り込んだ。東海岸などでは寒波で供給が一部滞っており、日系自動車大手の米国担当の幹部は「販売店への来客も急減している」と話す。
大雨や寒波とは対照的に、南半球をおそうのは熱波だ。オーストラリアでは乾燥で干ばつや山火事が起きている。
コーヒー豆の生産量で世界の約4割を占めるブラジル。生育途中の豆が高温や乾燥にさらされており、減産懸念が広がっている。国際的な指標のニューヨーク先物相場は今月に入って2割上がった。アルゼンチンでもトウモロコシ生産が減るという観測が出ている。
相次いで大雪に見舞われた日本。収穫作業の遅れなどで野菜の卸価格が高止まりしており、ネギ卸値は1週間前に比べて7割近く高い。小松菜やキュウリも1~2割ほど上がっている。
忙しなく会社で朝から晩まで働き詰めのような生活を送っていると、どうしてもこの様な「直感では分からない」ような地球規模の問題に対して無頓着 - 無関心になりがちです。
だからと言って、通勤途中の電車の中で常にスマホを見ながらニュースをチェックするのが良いのか?
最近疑問に思うことがあります。
僕がスマートフォンを持つようになったのは昨年の2月、ちょうど1年前です。
当時はもう既に i-Phoneも大分普及していて、敢えてガラケーを選択する人はマイノリティになっていました。
僕がスマホを持ちたくなかった理由の一つは、「考える事をしなくなる」だろうという恐怖心があったから。
例えば電車の中で、「◯◯はなんでだろう?」と疑問が浮かんできたら、スマホがあれば検索できます。そうすれば、とりあえずの解答が、Yahoo知恵袋などで出てくるでしょう。
同じように、自分の悩み事も、ググってしまえば同じような悩みを抱えた人の情報が、沢山でてきます。
「そうか、同じ悩みを抱えた人がこれだけいるんだ」
と安心するかもしれません。
でも、それによって「考える事」を放棄してしまってはいないか?
i-Phoneを手にした僕は今、そんな状態になっているのかもしれません。
深い思考を前よりもしなくなったような気がするのです。
これは単純に、自由な時間が極端に減ったからなのか?
考えて「ある答え」が出てきて、それを実行した際に起こりうるリスクを怖がっているから?
真の理由は定かではないですが、ついつい、「まずはググってしまう」のです。
その善し悪しは Case by Case 。
でも、今の自分に必要なのは、ちゃんと思考することなのではないか。
考えることから逃げてはいけない。
そう思う週末でした。
週末ならではのゆっくり朝ごはん。
今冬は鍋が活躍する機会が多いです。寒い日の夜、ゆっくり鍋を囲む幸せは何にも代えがたいですね.。